2024年6月1日の診療報酬の改定において、これまで算定してきた糖尿病・高血圧・脂質異常症の治療に対する『特定疾患管理料』を廃止し、個々の病状に応じて療養計画を書面で作成し、より専門的、かつ総合的な治療管理を行う『生活習慣病管理料』へ移行するよう指示がありました。
当院でも厚労省の指針に従い、2024年6月1日より糖尿病・高血圧・脂質異常症のいずれかを主病名とする患者さんで『特定疾患管理料』を算定していた方は、『生活習慣病管理料』へと移行いたします。
血糖、血圧、脂質などのコントロール目標値を設定し、食事、運動、生活習慣などに関して具体的にどうしていくのかという内容を記載した『療養計画書』をお渡しします。今までと診療内容は大きく変わりませんが、この療養計画書にご自身の署名(サイン)を頂く必要がありますので、ご協力のほどよろしくお願いします。
初回のみサインを頂き、2回目以降は、4か月に一度、もしくは診療内容が変わった時などに新しい療養計画書を作成しお渡ししますが、署名いただかなくても結構です。
特に6月は時間がかかってしまい、また健康診断も始まることからも、混雑してしまう可能性がありご迷惑をおかけしてしまうかもしれませんが、よろしくお願いいたします。
なお「特定疾患管理料」から「生活習慣管理料II」へ変更となることによる患者さんの自己負担額はこれまでとほとんど変わりませんが、患者様により増減する可能性があることをご了承ください。
ご理解のほど、どうぞよろしくお願いします。